歯を失ってしまった際に、人工の歯根を埋め込むことにより噛む機能を回復する治療法です。この人工の歯根となるインプラントはチタンという金属を使用します。チタンは生体親和性（からだと仲良し）に優れており骨と結合する特性を持っています。チタンはこの生体親和性に優れた利点を生かし、骨折時に使用するプレートやボルト、整形外科領域の人工関節にも使用される金属です。
1965年にスウェーデンのブローネマルク博士により、世界で始めて骨と結合するインプラントが歯科医療に臨床応用されました。ノーベルバイオケアはブローネマルク博士が発見した、骨に結合する歯科インプラントを世界で始めて製品展開した近代インプラントシステムのパイオニアであり、今では世界最大のインプラントメーカーです。
審美的要素を備えた数多くの形状や種類がそろっており、個体差がある患者さまの口腔内でも最適なインプラントを選択できます。私自身いろいろなメーカーのインプラントを扱ってきましたが、インプラント体はもちろん、手術器具から説明書各種案内にいたるまでどれをとってもよくできています。
世界最大のインプラントメーカーであると同時に、最高級のインプラントシステムを提供してくれます。今では歯科インプラントは全世界で数千万人の患者さまに使用されています。それゆえノーベルバイオケア社では多くの製品データが蓄積され、それが製品の信頼感へつながっていると思われます。院長はノーベルバイオケア社、リプレイス、ブローネマルクインプラントシステムのコース修了認定を授与されています。
50年以上の歴史があるインプラント治療。
昔と今では同じインプラントでも大きな違い（進化）があります。 当院では昔のインプラントの経過を調べたり、再インプラント治療についてもご相談できます。
一言にインプラントといっても手法は様々です。患者さまお一人お一人、症状や口腔環境が異なるため綿密な検査と治療計画が重要になります。また治療後のアフターケアもインプラントを保ち続けるためには必須の条件となります。ここでは下記の項目をご説明してまいりますので、インプラントをご希望の患者さまはぜひご一読ください。
