2013年11月16日 (土) 16:18
こんにちは。
茅ヶ崎ビオラデンタルCT・インプラントセンター院長の清原です。
秋の学会シーズンが続いており、日曜診療をお休みすることが多くご迷惑をおかけしております。
先日、歯周病学の世界的スーパースターであるリンデ教授とラング教授の講演を聞いてきました。
歯科医の中で知らない人はいないほどとても有名な先生です。
リンデ先生はスウェーデンにあるイエテボリ大学で教鞭をとられています。
スウェーデンというと『イケア』や『H&M』などを思い浮かべますが、インプラント発祥の国であり
世界的に歯科医療を常にリードしている国です。
講義内容は歯の歯周病の歴史から始まり、最先端のインプラントの歯周病まで2日間に渡り幅広く
密度の濃い内容でした。
中でも印象に残った内容は、メインテナンス(定期的な歯周治療)でした。
重度歯周病があっても手術や再生療法を行い改善するケースが多くなってきた現在、改善して終了ではなく
その後も定期的に歯周管理をしていくことがとても重要なようです。(歯周外科をされた患者さまは3~4か月ごとに来院になります。)歯周管理といっても特別なことではなく、歯ブラシ指導や歯科医によるクリーニングです。
症状がないとなかなか医者にはかからないものですが、歯周病は毎日の歯磨きプラス歯科医院での専門的なクリーニングで発症を防げる病気というのは確かなことのようです。
同じ会場で窓のクリーニングをされておりました。こちらは命がけのクリーニングです!
これを見たら定期的な歯のクリーニングはがんばれそうですよね。