2012年11月26日 (月) 22:03
こんにちは。
茅ヶ崎ビオラデンタルCT・インプラントセンター院長の清原です。
歯の表面(エナメル質)のみを削り(つけ爪のような)被せ物をするラミネートべニアという治療法があります。
主に前歯での治療になり、つけ爪のようなセラミックを強力な接着材で取り付けます。
症例のご報告です。
前歯の樹脂の詰め物が変色しており、形態にも不良を認めます。
術後の完成形を模型で製作して、それをもとに顕微鏡下に削っていきます。
歯の表面のみなので麻酔なしで削ることが可能です。全く痛くありません。
いくつかの色のパターンと一緒に写真を撮ります。
出来上がってきたラミネートべニアです。
ものすごく薄くやはりつけ爪のようです。
これを強力な接着材で着けます。
薄いセラミックなので接着材の色によって白さが変わります。7色ある接着材から最適なものを慎重に選びます。
この接着材はテレビ(ザ・ベストハウス1・2・3)でも紹介されたすごい接着材です。
そして装着です。
前歯3本のみの『プチ審美治療』ですが、顕微鏡、接着剤、優秀な技工士さんのおかげで最小限の治療で口元が大きく変わる『大きな審美治療』になったと思います。